注文住宅に必要な頭金の目安は?

公開日:2023/09/15  最終更新日:2023/07/25

注文住宅

自分たちの希望が叶う注文住宅は、マイホームをもちたいと思っている人のあこがれです。しかし、一般的な建売住宅に比べるとどうしても高額なため、住宅ローンや頭金の準備が悩みの種でもあります。そこで今回は、注文住宅を建てるにはどの程度頭金を用意すればよいのか、頭金の目安や頭金なしでも注文住宅が建てられるかなどを解説しましょう。

注文住宅の頭金とは?

人生最大の買物ともいえる注文住宅は、ほとんどの人が住宅ローンを組んで購入します。その際、はじめに購入金額の一部を現金で支払うことがよくあるのですが、これが頭金です。

たとえば、4,000万円の住宅を購入するときに、500万円を現金で支払い、残りの3,500万円をローンで支払うとしましょう。この場合、現金で支払った500万円が頭金に当てはまります。

頭金と手付金の違い

住宅を購入するときには、手付金というものを現金で払うことがあります。手付金とは、頭金と同じように契約の際に住宅購入額の一部を前払いするものです。

しかし頭金とは異なり、万一契約をキャンセルすることがあれば、手付金を放棄しなければなりません。つまり手付金とは、必ずこの家を購入しますという証として支払うお金です。もちろん契約の通り住宅を購入する際には、手付金も頭金の一部になります。

頭金以外にも現金で支払う費用がある

頭金は、住宅購入金額の一部を自己資金から現金で支払うものですが、ほかにも現金で支払わなくてはならない費用があります。

住宅購入にともなう諸費用は、仲介手数料、住宅ローン手数料、不動産登記料、各種保険料などです。

頭金の目安はどのくらい?

頭金は多ければ多いほど、住宅ローンの返済が減ります。

また、ローン返済額も少なくなるので、少しでも多く自己資金を頭金に回そうと考える人もいるのです。

しかし、今後の生活を考えるとある程度の蓄えを残しておかなくてはなりません。ではどのくらいの金額を頭金にあてればよいのか、こちらで解説しましょう。

頭金の目安

住宅金融支援機構が公表しているデータによると、注文住宅を購入した人の頭金の平均額は約500万円住宅購入費用の頭金の占める割合は、平均で約13%です。

注文住宅は建売住宅よりも価格が高いため、頭金も比較的高額になっていますが、一般住宅などなら購入金額の10%程度が頭金として支払われています。

頭金がなくてもいいの?

住宅の広告チラシなどで「頭金ゼロでも買えます」といった言葉を見たことがある人もいるでしょう。頭金がなくても注文住宅が建てられるのかというと、答えは「イエス」です。

もちろんそれを叶えるための条件はありますが、頭金ゼロでも家は建てられます。近年では、頭金ゼロで住宅を購入する人の割合が増加傾向にあるともいわれているのです。

しかしこれは自己資金がなくても家が買えるという意味ではありません。前述したように、住宅購入に関わる諸費用は現金で支払う必要があります。住宅購入資金を100%ローンにすることができるだけです。

ただし、月々の返済額は重くなりますし、ローンが通りにくいというデメリットもあります。

頭金にこだわりすぎると損?

頭金が多ければ、月々の返済額は低くなりますので、これからの生活への負担が少ないことは確かです。

しかし、頭金の額にはあまりこだわり過ぎないほうがよいでしょう。その理由をこちらで説明します。

自己資金が少なくなる

自己資金のほとんどを住宅購入の頭金にあててしまうと、家を建てた後に必要な物が買えなくなるかもしれません。

子どもがいる場合なら、成長するにつれ出費は増えていきます。また予期せぬ出費もあり得るでしょう。そんなときに預貯金が少ないと精神的な余裕もなくなってしまいます。

住宅ローン減税の控除額が減る

住宅ローン減税とは、住宅ローンを組んで住宅を購入した場合、年末時点で住宅ローンの残高の0.7%が入居時から最長13年間にわたって所得税や住民税から控除される制度です。

ローン残高が多ければそれだけ控除額も増えますが、頭金が多くてローン残高が少ないと控除額は少なくなります。

頭金を貯めている間に金利が上がるかも

頭金を少しでも多く貯めてから住宅を購入しようとしていると、いざ家を買おうと思ったときに、予想以上に金利が上がっているかもしれません。

また、ローンを組む年齢が遅いと完済できる年齢も必然的に遅くなります。頭金を貯めるまで待っていたために定年退職した後も住宅ローンを抱えるようなことにもなりかねません。

理想の住宅をすぐ購入できる

「これだ!」と思う住宅に出会っても頭金の額にこだわっていると、購入できなくなるかもしれません。

地域によっては、希望の土地がすぐに見つかるとは限りません。頭金にこだわりをもっていなければ、希望の場所や家に縁があったなら、すぐに購入を決めることができます。

まとめ

頭金はもちろんある程度あったほうがよいのですが、あまりこだわるとせっかくの素敵な住宅との出会いをふいにするかもしれません。かといって、頭金ゼロでは先々の返済が大きな負担になることもあります。頭金については無理のない額で、しっかりと資金計画を立てた上で決めましょう。そうすれば、余裕をもった生活をしながら、理想の注文住宅を手に入れることができるはずです。この記事を参考に、ぜひ素敵な家を建ててください。

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